国家試験について

その他重要知識

放射線取扱主任者試験の過去問

放射線取扱主任者試験の過去問の公開について  放射線取扱主任者試験の過去問は原子力安全技術センターのホームページにて公開されています  以下にリンクを貼って置きますので、ぜひダウンロードしてご利用ください  全て無料で、PDF形式で公開されています  科目ごとで分かれており、合格基準も見ることが出来ます  正答も同様に公開されているので、併せてご利用いただくのが良いかと思います  以下に原子力安全技術センターの過去問ページへのリンクを表示しておきます  原子力安全技術センター 試験問題と正答 試験の統計 過去問リンク  以下には第一種放射線取扱主任者の過去問リンクを表示しておきます  また、合格基準はすべて、「試験科目ごとの得点が5割以上であり、かつ、全試験科目の合計得点が6割以上であること」です 令和6年度  法令  実務  物理学  化学  生物学  正答 令和5年度  法令  実務  物理学  化学  生物学  正答 令和4年度  法令  実務  物理学  化学  生物学  正答 令和3年度  法令  実務  物理学  化学  生物学  正答 令和2年度  法令  実務  物理学...
その他重要知識

放射線取扱主任者試験について

放射線取扱主任者とは 資格概要  放射性同位元素等の規制に関する法律(以下、RI等規制法)に基づく国家資格の一つ  RI等規制法に基づき、これらの監督を行うために放射線取扱主任者(以下、主任者)を事業所ごとに選任し、原子力規制委員会に届け出なければならない  すなわち、主任者はRI等を取り扱う各個人に要求される資格ではなく、施設ごとで放射線安全管理の統括を行い、法令上の責務を担う者が所持する必要がある資格 資格の種類 ・第1種放射線取扱主任者  行える業務範囲が最も広く、試験の難易度も最も高い  当サイトの対策ノートはこの第1種放射線取扱主任者を対策範囲としている ・第2種放射線取扱主任者 ・第3種放射線取扱主任者  第1種に比べ、それぞれ業務範囲が限られており、それに伴い試験難易度も低い  それぞれの業務範囲に関しては、下記の対策ノートを参照してください →「対策ノート:放射線取扱主任者」 放射線取扱主任者の資格取得について  第1種及び第2種の資格取得については以下のような手順 ①放射線取扱主任者試験に合格 ②資格講習を受講する *第3種:試験は無く、資格講習を受講のみで資格取得可...
令和5年度 国家試験

令和5年度 実務 第1種放射線取扱主任者試験 解説と模擬問題

総評  30問すべて文章題  基本的に捨て問はほとんどなく、下記の解説に示した数問のみ  そのため、8割は得点しておきたい 模擬問題 解説  対策ノートで対応できていた問題に関しては特に記載しませんので、下記のページを参照して下さい  ここからは当サイトが独断と偏見で、難問または無理問題として認定した問題について解説します 問1  RC回路およびその周辺知識に関しては難問認定 問2  他の科目でもあったが、サーベイメータや線量計の校正に関しては主任者試験の範囲としては少し難しいか 問4  EDTAと金属の反応に関しては覚えなくても良いか  対策仕様とすると主要のキレート材複数と各金属の反応を網羅する必要があるため、捨て問にした方が吉 問6  トリチウムは頻出だが、生物学半減期まで覚えなくても良い
令和5年度 国家試験

令和5年度 生物学 第1種放射線取扱主任者試験 解説と模擬問題

総評  全30問中、無理問題2問、難問3問  無理問題が2問しかなく、文章題も易しめなので、今年度の科目では得点源になるか  ぜひ7割は取っておきたいし、できれば8割以上を得点しておきたい 模擬問題 解説  対策ノートで対応できていた問題に関しては特に記載しませんので、下記のページを参照して下さい  ここからは当サイトが独断と偏見で、難問または無理問題として認定した問題について解説します 問2 難問  血液への放射線の影響に関する問題  血液そのものへの照射は頻出だが、この問題は輸血用血液であり、かつ弾かなければならない選択肢が凍結血漿なので難問認定 問14 無理問題  塩基損傷に関する問題  塩基損傷自体は頻出だが、「APエンドヌクレアーゼ」を知らないと回答できないので、無理問題認定  対策ノートは対応済み 問15 難問  DNA損傷に関する問題  頻出の内容だが、出題の方式が難しいので難問認定  クロマチン構造とかちょっとむずいか 問20 難問  細胞死に関する問題  「5-ブロモデオキシウリジン」を知らないと正答にたどり着けないので、難問認定  それ以外は普通の問題 問24 無理...
令和5年度 国家試験

令和5年度 化学 第1種放射線取扱主任者試験 解説と模擬問題

総評  全30問中、無理問題3問、難問5問  明らかな無理問題も数問あり、難問も多めで今年の全科目の中で一番難しかったと思われる  そのため、今年度の化学は7割切らなければ良いだろうくらいが目安か 模擬問題 解説  対策ノートで対応できていた問題に関しては特に記載しませんので、下記のページを参照して下さい  ここからは当サイトが独断と偏見で、難問または無理問題として認定した問題について解説します 問4 無理問題  塩素に関する問題  後述の水素や炭素ならまだしも、塩素に関してここまで詳しくやるのは無理か  続くようなら対策するが、今のところ対策ノート未対応  項目のみ追加 問15.16 難問  トリチウムと炭素に関する問題  こちらは塩素と違って頻出だが、内容が少々難しいか  対策ノート対応済み 問18 難問  放射線を利用した化学分析に関する問題  年代測定は頻出だが、もう一つの正答がアクチバブルトレーサで、少し難しいので難問認定 問19 無理問題  炭素化合物の揮発性に関する問題  これは一々覚えてらんないので無理   対策もしません 問23 難問  塩化カルシウムとソーダ石灰に反...
令和5年度 国家試験

令和5年度 物理学 第1種放射線取扱主任者試験 解説と模擬問題

総評  単発の選択問題全30問中、無理問題3問、難問3問  文章問題も7割は解けるとしても全体の正答率の目安は7割程度あれば良いかと  あきらかな無理問題がいくつかあるので、パッと見たらそこに時間をかけずになるべく文章題にしっかりと時間を割きたい  文章題も問32-Ⅱ以外は割と簡単 模擬問題 解説  対策ノートで対応できていた問題に関しては特に記載しませんので、下記のページを参照して下さい  ここからは当サイトが独断と偏見で、難問または無理問題として認定した問題について解説します 問2 無理問題  パッと見で分かる無理問題なのでむしろありがたい  こういったのをいちいち対策しているとキリがないので余裕が有り余っている人以外は早々に切り捨てていきたい  光子の反応は下記にあるものを覚えるだけで充分 問8 難問  中性子の反応に関する問題  正答になるのが「特定のエネルギーの中性子の平均衝突回数」と「D-D反応」だがこれは少し難しい  D-D反応に関しては対策ノート未対応  平均衝突回数に関しては弾性散乱の式で計算すれば求められるが、おそらくそんな時間はないので、こちらもあきらめてしまった...
令和5年度 国家試験

令和5年度 法令 第1種放射線取扱主任者試験 解説と模擬問題

総評  全30問中、難問4のみ  26問は対策ノートで対応可能だったため、正答率8割程度が目安か  今年度の法令は割と易しめだろう  法令は無理問題が出ずらく、過去問で対応可能な範囲が多いのでここで点が取れていると残りの教科に余裕が持てる  ただし、法令のみ30点しかない(他は60点満点)ので、点稼ぎには限界があるので注意 模擬問題 解説  対策ノートで対応できていた問題に関しては特に記載しませんので、下記のページを参照して下さい  ここからは当サイトが独断と偏見で、難問または無理問題として認定した問題について解説します 問3 難問  放射線発生装置に関する問  例年、発生装置に該当する機器を選ぶような問題、法令第2条に関する問題は出題されていたものの、その線量当量率(数量告示第2条)に関して、数値まで問う問題は珍しいように思う  今後すぐにまた出題される可能性は大分低いように思うが、一応対策ノートは対応済み 問8 難問  廃棄設備,排水浄化槽,焼却炉,固形化処理設備の技術上の基準(則第14条 廃棄施設の基準)  使用施設や貯蔵施設の基準に関しては頻出だが、廃棄施設に関して問われるのは...
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